Sunday, May 17, 2015

レタッチはほどほどに

フィルムの時代と違ってデジタルだと納品前にPhotoshopなどで写真データの画質調整を必ず行うようになりました。そしてレタッチも可能なのでついサービス心で顔のニキビ、皺、シミ、ほうれいせんなどを薄くしたり取り除く。特に女性は男性以上に自分の顔に敏感なので写真を観ると真っ先にでるコメントが年を取ったなあとか太ったなあとか…   「レタッチよろしく!」とよく言われますが、最近難しいなあと感じるのがその度合い。 人それぞれによって違うのでどこまですればいいのかで戸惑うことしばしば。ほんの少しばかりが正解なのであろうとわかっていながらもレタッチのど壷にハマると限りなくいじりだし、最後にはまったくの別人に変わっていることがしばしばあります。3、4時間かけてこれに気づくとこれまでの労力は一体何だったのかと唖然としてしまいます。 
昨日撮影した有名な投資会社の女性CFOは元々きれいな方ですがやはり年齢にふさわしい皺があります。本人としてはない方が嬉しいのであろうと想像しますが、この方は多少残しておいた方がキャリアの貫禄があるような気がしました。









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