Monday, October 22, 2012

オマージュなのかパクリなのか?

今から32年前に出版された巨匠アービング・ペンの写真集「Flowers」は花の写真の見方を覆した名作で当時のカメラマンは一家に一冊持っていたというくらいのバイブル的な存在でした。 現在は絶版のために3万~4万円のプレミアムがついていて自分が所有している一冊は生前にサインしてもらった本なのでかなり貴重。これほど恐れ多い本とそっくりな本を昨日蔦屋書店で山積してあるのを見かけた。本のサイズ、表紙、内容があまりにもそっくりなのでオマージュなのか、パクリなのかは不明だがびっくり。 今となってはペンだけの特許とは言えない作風かもしれないし、自分も含めて世界のフォトグラファーの多くが少なかれ彼の作風に影響されて真似をしてきたのだが、さすがにここまで似た写真集を出版するほどのずぶとさはないな。

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