オマージュなのかパクリなのか?
今から32年前に出版された巨匠アービング・ペンの写真 集「Flowers」は花の写真の見方を覆した名作で 当時のカメラマンは一家に一冊持っていたというくらい のバイブル的な存在でした。 現在は絶版のために3万~ 4万円のプレミアムがついていて自分が所有している一冊 は生前にサインしてもらった本なのでかなり貴重。これほ ど恐れ多い本とそっくりな本を昨日蔦屋書店で山積してあ るのを見かけた。本のサイズ、表紙、内容があまりにもそ っくりなのでオマージュなのか、パクリなのかは不明だが びっくり。 今となってはペンだけの特許とは言えない作 風かもしれないし、自分も含めて世界のフォトグラファー の多くが少なかれ彼の作風に影響されて真似をしてきたの だが、さすがにここまで似た写真集を出版するほどのずぶとさはないな。
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