Saturday, December 22, 2007

ロハスなポートランド





12月上旬は久々に雑誌の取材でアメリカ オレゴン州 ポートランドへ行ってきました。 シアトルと似た雨の多い天候でしたが、こじんまりとした街は結構落ち着きます。 滞在中によく耳にした言葉が「サステイナビリティー」。 この街の多くのビジネスは事業を営む上で他人に与える影響や環境のことをよく踏まえ、長く持続する為にはどのようにすればいいのかを考えているようでした。 またダウタウンの古いビルは日本のようにすぐ壊して新しいものを建てるのではなく、きちっとリフォームして新たな価値を生み出していました。 古くからの街並みを保存できてとてもいいことだと感じました。 日本も次々と何とかヒルズのような再開発をやるのではなく、日比谷にあった三信ビルのような歴史的建造物は修復して残して欲しいものです。 また、ポートランドのレストランではなるべくローカルでとれた旬の食材しか使わないということをよく聞きました。  あとオレゴン州では消費税がないので買い物をするのには大変有利です。 その代わりに所得税は高いと聞きますので、逆に所得税がなくて消費税の高いシアトルで働いて大きな買い物をする場合はポートランドに来るのはどうかなと考えてしまいました。 

ポートランドにはカリフォルニアを凌ぐピノ・ノワール ワインの産地のウィラメット・ヴァレーがあってこれは魅力的でしたが、今回は時間がなかったので次回の宿題にしたいと思います。

上の写真は唯一晴れた日に丘の上から見えるマウント・フッドとポートランドの街。 下は到着した初日に時差ぼけのまま撮ったポートランドの夜景。 ちなみにこの特集は2008年1月24日に発売される月刊ランティエ3月号(角川)に掲載される予定。

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