Tuesday, June 08, 2010

築地市場

最近ニュースとかで築地市場のまぐろの競りから外国人観光客を締め出しただの受け入れを再開したとの話題をよく聴く。 4月に早朝から築地市場で撮影する仕事があって実際に現場をみたけど、朝の6時ごろになるとそこらじゅう外国人観光客であふれかえり、京都並みの観光地となっているのでびっくりした。
まぐろの競りが行なわれている一角は足の踏み場がないほど鮪とバイヤーで 埋め尽くされているので、ここへ観光客が入ってきて大事な商品をさわったり、フラッシュ撮影していたら確かに真剣商売するために来ている人たちにはいい迷惑である。 ところが外国人の観光を推進する東京都からは解放せよとのこと らしいけど、商売の邪魔にならないようにちゃんとした観光客用の導線を作らない限りは無理だと思う。 それに海外からの観光客は生ものをお土産で買って帰るわけにはいかないので、外市場のすし屋、ラーメン屋、Tシャツなどのお土産屋さん以外の商売人にとっては邪魔な存在にしか感じていないだろう。
それでも築地市場はやはり独特な面白さがあって東京一のアトラクションであることも否定できないし、時差ぼけで早朝から時間を持て余している外国人にとってはうってつけの観光地であることも確かだ。

Sunday, June 06, 2010

紅心小堀宗慶展

昨日より目黒区美術館にて遠州派茶道の宗家 小堀宗慶氏の美術展が開催されている。 若いときに日本画の勉強をされておられ、本展覧会で展示されている数々の絵、字、和歌を通して茶道の宗家とは芸術の総合職のような方だと拝察いたしました。 戦後シベリア抑留で4年もの重労働に耐え、復帰してからこれほどのご活躍をされた偉人の回顧展に私の撮影した写真を大きく飾っていただけることは大変名誉なことだと思いました。



「紅心小堀宗慶展 創作と審美眼の世界」
2010年6月5日~7月11日(月曜日休館)10:00~18:00
目黒区美術館
http://www.mmat.jp/