wooden ships

wooden ships on the water very free ♪とついCrosby, Stills and Nashの歌を思い出してしまいそうなタイトル。　先日お会いした船大工の佐野末四郎氏はまさにwooden shipsを作る職人。　15歳の時に初めての船を設計し、18歳の時にはそれを一人で作り上げたというベテラン職人は今でも新木場にある工房でマホガニーを使った美しい手作りの船を一人で組み立てています。　相当な苦労をされたようで、その波乱万丈な人生は本かドラマに出来そうな気がしました。　お金の為にではなく、自らの船作りへの誇りと妥協を許さない職人気質が時には生活をも苦しくする...　　「死んでも金は持っていけないから、家族が食っていけてそこそこの生活ができりゃいいじゃないか」という彼の言葉を聴いて、まさに今の自分はそこにいるんだと思ってしまった（苦笑）

佐野氏のHP Sano Magic: 　http://sanomagic.world.coocan.jp/index.html#top

奥深い写真

先日北欧系企業の役員さんを撮影しに行った際に、ロビーに配置されたアルネ・ヤコブセンのデザインによるスワン・チェアの美しさに見とれてしまいました。　さすがに名作だけあって50年経った現在でも完璧に美しい椅子です。　この美しいフォルムをポートレートに取り入れたいと思い、セッティングを始めました。　この日は曇り空で後ろの壁の光までは最初の計算に入っていませんでした。　ところが途中で一瞬雲の間から光がさしてきてこのような写真に仕上がりました。　やはり自然の光は感動的で生き物のようです。　この一枚の写真の中に様々な形、線、光、　そして青と黄の補色関係が存在してバランスをとっていることで、より深く楽しめる一枚になったような気がします。

海風とワインの香り

FM東京のRECOサイトにある世界カルチャー紀行にて昨年JALのアゴラで取材したサンタバーバラの写真が一部掲載されました。　タイトルをクリックするとページへ飛べます。