Tuesday, December 26, 2006

クリスマスin東京


今年も残るところ1週間。 どうぞ良い年末年始をお迎えくださいませ。

Tuesday, December 19, 2006

傘・渋谷


信号が変わる度に渋谷駅前交差点へ押し寄せる人波を見て、つくづく都会に住んでいることへの憂鬱を感じる。 しかし、傘をさした光景は意外と絵になるから不思議だ。 信号が変わるタイミングを見計らってからカメラブレが起きないようにシャッターを押すのだが、交差点の人たちは動いているのでブレてしまう。 ところがよくよく見ると傘は止まっているよりも多少ブレている方が絵画チックな雰囲気が出て良いと思う。

Saturday, December 09, 2006

麗清なる美の世界


昨日は友人に誘われて都内の写真・美術展を数箇所ハシゴしました。 中でも特に印象深かったのが代官山ヒルズのギャラリーで行われていた麗清さんの書道と絵の作品展。 さすがモデル出身だけあってとてもお美しい方ですが、書、水墨画、風水の多才ぶりに感銘を受けました。 そして一番気になったのが窓の外のベランダに設置してあった中国の椅子と鳥篭。 「気」の流れの影響か、それとも良いポートレートのネタがあるとつい写真を撮りたくてうずうずしてしまう性格なのか、我慢できずにその場で麗清さんにお願いしてしまいました。 寒い外であるにもかかわらず、ノースリーブ姿で快くポーズをとってくださったので、こちらも一生の記念になる良い写真を撮って差し上げたいという気持ちで撮影しました。 カメラはもちろん最近愛用しているLumixのポケットデジタルカメラです。
この写真で一番好きな点はもちろんエレガントなたたずまいの麗清さんですが、写真の中に存在する数々のフレームも面白いと思います。

Sunday, December 03, 2006


時々街中で影に感激して写真を撮っていると周りの人たちからは変わり者のように思われますが、影こそ光が創り出す最高のアートだと思います。 グラフィック要素が高いと共に象徴的でもあり、見る人の想像力をかきたてる点では素晴らしい被写体ではないでしょうか? この写真は先日羽田空港のロビーにてポケット・デジカメで撮ったものですが、色からして夕方かなとか、子供を抱えた女性らしき影から家族の旅行かなとか想像してしまいます。振り向けば確認できることですが、そういう現実にはまったく興味ありません。 だって、面白いのは影の中のストーリーですから。 写真は引き算のプロセスのように伝えたい情報だけをフレームに残すと良く言われますが、影もそれの究極な例ではないでしょうか? また、よけいな情報がない分左脳よりも右脳が働いてくれてより面白い写真が撮れるのではないかと思います。