Saturday, May 28, 2005

「チョコレート工場の秘密」にデビューしました。


この夏にアメリカで公開されるティム・バートン監督、
ジョニー・デップ主演の映画Charlie & The Chocolate
Factoryのワンシーンで 私が撮影した背景が一瞬
登場します。 場所は東京(???)の子供たちが
お菓子屋さんの外で待っているシーンの背景。我々
日本人にとってはしょっちゅう見ている夜のネオンで
どうってことはありませんが外国人にしてはいまだに
こういうブレードランナー的日本にあこがれるのでしょうか?
一見有りポジを貸しただけのようですがこの映画用
にわざわざ撮りました。(だって普段こういうのを
わざわざ撮らないじゃないですか^^; ) しかも、
8x10カメラで高さ4m以上のところから人や車を一切
入れずに日没直後のまだ空に余韻が残っている間に
撮ってくれと結構細かい指示をロンドンのスタジオに
いるアート・ディレクターと直接メールでやりとり。
理想のカメラ位置はビルもなにもない場所だったので
知り合いのSUVの屋根に一番大きいジッツォの三脚
をすえて撮りました。 日常的な写真ですがこの夏に
全世界で大勢の人達の目に触れるかと思うとちょっぴり
嬉しいものがありますよね。
映画のトレーラーをご覧になりたい方はこちら
http://movies.channel.aol.com/franchise/exclusives/
charlie_and_the_chocolate_factory_movie

この映画制作の担当アート・ディレクターからのコメント
http://www.yasooo.com/en/contact/testimonials.htmlPosted by Hello

Wednesday, May 04, 2005

エレガンス


先日中東の航空会社の仕事をした際にレバノンからやってきた
アマニというベリー・ダンサーのステージを見る機会がありました。
これまでダンスというものにはそれほど興味を示したことはなか
ったのですが「都をどり」に続いて素晴らしいものを見せられると
やはり感動します。ステージ間際で見るアマニのダンスは躍動感
にあふれ、とても美しいものでした。下の写真はフィナーレのあたり
で撮った写真ですがアマニさんの華やかなドレス姿を見ると昔
アヴェドンが50年代にパリの夜へ繰り出して撮ったファッション写真
を思い出しました。この当時のファッション写真は華やかで美しく、
夢があって大好きです。 考えてみればうちの玄関にはアヴェドンの
「ドヴィマと像」のポスター、そしてリビングにはノーマン・パーキンソン
が4,50年代にフィレンツェのヴェッキオ橋近くで撮ったモデルさんの
オリジナルプリントを飾っています。 70年~80年代までのファッション
広告にはエレガンスという言葉をよく耳にしたけど最近はツンツンした
下品な金持ちというイメージが多かったなあ。街中でも本当にエレガント
な人を見かけなくなってしまった。 Posted by Hello